寺島しのぶさんと言えば、難しい役でも体当たりの演技で見事演じてみせ、既に大女優の風格がありますよね。
最近では息子の寺嶋眞秀さんが初舞台の挨拶をフランス語で行うなど、話題となっています。
寺島しのぶさんは、2007年にフランス人のアートディレクター、ローラン・グナシアさんと結婚しました。
そこで気になる二人の馴れ初め、夫婦関係について調べてみました。すると、ローランさんは実は事実婚をしていた過去があり、前の奥さんとの間に娘さんがいることが分かりました!
この記事では、
- 寺島しのぶの旦那(ローラン・グナシア)について
- 寺島しのぶの夫婦関係
- 寺島しのぶの子供たち(連れ子の娘と息子の寺嶋眞秀)とのエピソード
などをざっくりとみていきたいと思います!
それでは始めていきます!
寺島しのぶの旦那はローラン・グナシア
寺島しのぶさんの旦那さんは、ユダヤ系フランス人のローラン・グナシアさんです。
ローラン・グナシアさんは、フランスのトゥールーズの出身のようです。
フランスというとパリが有名ですが、トゥールーズはフランスの南部に位置し、レンガ造りの建築が特徴で「バラ色の街」と呼ばれているとても素敵な都市です。
ローラン・グナシアさんは寺島しのぶさんより5歳年上で、職業はアートディレクターだそうです。
アートディレクターになる前、地元の大学を卒業後、パリのリヨネ銀行の経済調査センターで働いていたとか。ただ、仕事に面白味を感じていなかったそうです。
なんともお堅い職業に就かれていたのですね。
その後、約2年間世界中を旅した後、ベルギー・ブリュッセルの映画製作会社で働き、
長編映画のプロデューサーに就任、カンヌ映画祭に出品もしたそうです。
そしてマルセイユ国際映画祭のディレクターやファッションブランドアニエスべー (agnès b.) のアートディレクターを3年間務め、2004年に「アニエスベー」のブランディングと文化事業推進のために来日をしたようです。
この辺りから徐々に寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんの運命が交差してくるんです!
寺島しのぶとローナン・グナシアの馴れ初めは?
2005年、「東京フィルメックスフェスティバル」が開催され、ローラン・グナシアさんがパーティーを主催していたようです。
そこで寺島しのぶさんがローラン・グナシアさんに一目ぼれ!
寺島しのぶさんにとって、今までの人生で出会ったことがない男性だったとか。
ビビビッとくるってやつですね
そこから寺島しのぶさんは、ありとあらゆる手段を使ってローラン・グナシアさんにアタックをしかけたそうです。
寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんは誕生日が同じだったため、(これまた運命を感じますが)寺島しのぶさんが食事に誘ったそうです。
しかも二人とも、英語が完璧にしゃべれないので、心臓と心臓で話す「シングリッシュ」で交際を深めていったそうです。
愛は言葉を超えるってやつか~
本当すごい!
寺島しのぶへのプロポーズは?
なんと、フランス人は籍を入れることが少ないとのこと。
なので寺島しのぶさんは籍を入れなくても一緒に居られればいいと思っていたようです。
そんな矢先、2007年の1月に寺島しのぶさんは千葉の海でプロポーズされたそうです。
砂浜に「僕の奥さんになってくれますか?」と英語で書いてくれてて、感情よりも先に「ウィ」(フランス語で“ハイ”と答えてました。
オリコンニュースより引用
ロマンチック~!
寺島しのぶとローラン・グナシアの夫婦仲は?
結婚当初、寺島しのぶさんはローラン・グナシアさんのことを、「ローラン」「ロロ」「ロロちゃん」と呼び、ローランさんは「しのぶ」と呼んでいたそうです。
現在は息子の眞秀くんがいるので、呼び方も変わっているのでしょうか?
女優の寺島しのぶさんにとって、旦那さんのローラン・グナシアさんは、女優としてリスペクトしてくれて、大事にしてくれる最高のパートナーだとか。
でも、寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんの価値観は、全くといっていいほど違うんだそうです。
寺島しのぶさんは猪突猛進型。一方で、ローラン・グナシアさんはマイペース。
例えば、バカンスに行っても何もせず海をボーっと眺めるだけだったことに寺島しのぶさんは驚いたそうですが、ついつい予定を詰め込みすぎるのを立ち止まらせてくれたりして、引き戻してくれるのが良いそうです。
ちょうどよいバランスがとれているのかもしれませんね。素敵です!
寺島しのぶは結婚して感性が鍛えられた
寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんがの交際当初は、「君と一緒にいても、ウンウン頷くだけでちっとも面白くない、君の意見は?」と言われていたのだそうです。
そもそもヨーロッパで育ったローラン・グナシアさんは、自分の意見を主張するように育っているので弁がたち、寺島しのぶさんが「ちょっと違うな」と思ってもどうせ言い負かされるから面倒くさくて自分の意見を主張しなかったそうです。
でもそれだと人間として認めてもらえないんだそう。
日本人の島国で培った”協調性”とは正反対の文化で、想像するだけで大変そうですが、寺島しのぶさんは徐々に知識や興味の幅を広げていき、精神の豊かさのようなものを獲得できたそうです。
女優としても、人間としても大きく成長できたのではないでしょうか。
お互いを高め合うって最高の関係性ですよね!
ローラン・グナシアはハイブランドを手掛けるアートディレクター!
2007年、ローラン・グナシアさんは、寺島しのぶさんと結婚をしてから独立をし、
東京を拠点とした「ラ・ボイテ」というクリエイティブスタジオを立ち上げます。
ラ・ボイテでは、ファッションブランド、アート、映画、国際慈善団体などの展示会から豪華なパーティーまで、想像力に富んだ文化的イベントを手掛けているそうです。
ローラン・グナシアさんの作品には、日本文化の要素がよく取り入れられ、人々を夢中にさせる魅力があるとの事です。
また、寺島しのぶさんと結婚したことで、日本の伝統文化を継承する歌舞伎役者の寺島家の一員になったローラン・グナシアさん。このことも仕事に深く影響をもたらしていますよね!
お互いを高め合って良い影響が人生を豊かに幸せにしてくれる出会いって、本当に素敵ですよね!!
ローラン・グナシアには前妻との娘がいる!
寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんが結婚する前に、ローラン・グナシアさんは事実婚をしており、前妻との間に娘のクレオさんがいるそうです。
もちろん、寺島しのぶさんと出会った時はローラン・グナシアさんは前妻と別れた後でした。
フランスでは別れた後も共同親権となるようで、クレオさんはフランスで実のお母さんと暮らしていましたが、日本にも遊びに来たりしていたようです。
ただ、2011年の東日本大震災で、日本は放射能で危険という理由から、クレオさんが日本へ行くことを前妻が許してくれなかったそうで、裁判にまで発展してしまったとか。
裁判は2年ほど掛かってしまったようですが、その間に息子の寺島眞秀くんが産まれます。
産まれた弟にクレオさんは会えずにいましたが、寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんは、あきらめず何度も裁判所に異議を申し立て、最終的に裁判に勝訴、無事きょうだいは会えることができたそうです!
良かった~!
因みにクレオさんは1998年10月31日生まれ、寺島眞秀くんは2012年9月11日生まれなので、16歳差のきょうだいですね!
寺島眞秀
寺島しのぶとクレオの関係は?
ローラン・グナシアさんの前妻の娘のクレオさんは、寺島しのぶさんと結婚した当初は、
パパをとられたような感覚からか、フランス語で寺島しのぶさんの悪口を言っていたという噂がありました。
ただ、2018年の映画「オー・ルーシー」の撮影がロサンゼルスで行われ、寺島しのぶさんは息子の寺島眞秀くんを同行させる事ができたそう。
そして、ちょうどクレオさんが日本に一年滞在していたので、寺島しのぶさんはクレオさんも一緒にロサンゼルスへ連れていき、眞秀くんの面倒をみてもらったことで、撮影に集中できたのだそうです。
このエピソードからは、ふたりの関係はとても良好なようですね!
パパを取られた嫉妬心は一時的なものだったのでしょう。でもその気持ちはめちゃくちゃ分かります!
寺島眞秀とクレオは仲良し!
5月2日に寺島しのぶさんの息子である寺島眞秀くん(尾上眞秀)は、歌舞伎座で初舞台を踏みました!
そのためにクレオさんは来日していたようで、家でくっついて遊ぶふたりの様子が、
寺島しのぶさんのブログにアップされています。
年は離れていますが、気が付くと二人はくっついているそうで、なんとも微笑ましいですね!
梨園の中では初めての国際結婚となった寺島しのぶさん。
ハーフの歌舞伎役者である尾上眞秀くんの今後も楽しみですね!